2016年6月22日水曜日

気をつけてください!

山形県警から届きました。

一つ目は、

ひき逃げ事故の約半数が飲酒運転をしていたという統計があります。

罰金が最高100万円!
20年以下の懲役!
免許取り消しになり、次に免許を取れるのが10年後以降!
とても重い刑罰です。
(/ω\)

事故発生後、今まで通りの生活を送ることはできません。

「飲酒状態でなければ、そもそも事故を起こすことはなかったのでは?」
という事故がほとんどです。

一言でいえば、「飲まなきゃいいダケ!」です。

そんな簡単なことで、今の幸せをなくさないようにしましょう。

実にもったいない…。


もう一つは、


「バイクの事故が増えていますよ~。」とのことです。

二輪車は四輪車に比べて、事故の被害が大きくなる傾向があります。

何故かは分かりますよね?むき出しですからね。

さらに二輪車は四輪車に比べて、運転者の技量の善し悪しが表れやすいです。

自分自身に対して危険の種を撒いていないか?

周囲の人に対して危険の種を撒いていないか?
(それは必ず自分にはね返ってきます。)

バイクに乗る方は、今一度、自分の運転の仕方、服装を見直してみてはいかがでしょう?

バイクに乗らない方も、周りのバイクにもう少し注意を向けてみましょう。

二輪車は四輪車と同じようには動きません。

バイクならではの動きを理解することでバイクが相手の事故は大きく減ることになります。

2016年6月13日月曜日

目線は基本

「目線が悪い!」

「目線が近い!」

「もっと先を見て!」

目線、目線、目線、メセン、メセン、メセン、めせん、めせん、めせん…
 (。-`ω-)

特に教習序盤の方は、指導員によく言われているのではないのでしょうか?

「またか…。」
 (;´Д`)

そう思う人も多いと思います。

【眼で見る。】
なんてことは誰しも無意識ですが、
その無意識の部分にスムーズな上達のヒントがいっぱいです。

この写真を見てください。


運転席からの景色です。

「この先に何があるか?」「どうなっているか?」が分かりますね?

一見悪くなさそうです。

しかし、実はコレ、悪い目線なんです!

なぜなら、見ている範囲の下半分に自分の車が見えています。

言い換えるなら、目の能力の半分しか使っていないのと同じです。

もっと上手に景色をとらえるなら、


この方が良いですね!

目線を遠くに向けた方が、先の状況が把握しやすいです。

たったこれだけの違いで、運転の上達が変わります!

もっと違いがハッキリするのが、曲がる時です。


目線が近いとカーブしてるのは分かりますが、
その先がどうなっているかは分かりにくいです。

もっと積極的に情報収集するなら、


この方がいいですね!

ここで重要なポイントですが、
「顔を向けて遠くを見る。」ことが大切です。

眼だけを先に向けると、車のズレに気づきにくいです。

自分の進みたい方向に鼻を向けるようにしてみてください。

目線を遠くに向けるメリットは以下の通りです。
 ① 早いタイミングから道路の状況を把握できる。
 ② 少ない視線移動で道路の状況を把握できる。
 ③ 自分の通り道を遠くまでイメージできる。
 ④ 車の進む方向を早く修正できる。

狭い所でゴチャゴチャ走る教習所内でも、
早いスピードで走る路上も、
正しい目線は大きなアドバンテージになります。

なかなか上達しない方のほとんどが目線に原因があります。

【見る】という無意識をもう少し意識してみてはいかがでしょうか?

2016年6月2日木曜日

交通安全教育&教習所開放

交通安全教育が行われました。

授業の一環として交通安全を勉強する学校なんてなかなか珍しいのではないでしょうか?

今年は、JAFの講師をお招きしまして、2つの勉強をしました。

1つ目は、シートベルトコンビンサーという装置を使った模擬衝突体験です。


この装置が搭載されている車両は全国でも33台しかないそうで、大変貴重な体験ができたのではないでしょうか?

我々教習所は、シートベルトと事故の衝撃、被害について、
資料を展示するという形で参加しました。



みなさん、この装置に興味津々です。

この装置では、時速5㎞で衝突したときの衝撃を体験することができます。


たった時速5㎞ですが、大きな音と衝撃にビックリしていました!

【重要!】
① 事故の衝撃は、速度の2乗に比例して大きくなる。
② シートベルトをしないと、死ぬ確率が14倍アップする。
③ 衝突時の衝撃は、体重の30倍になる。
④ 事故の衝撃で、車外に飛び出すこともある。
⑤ シートベルトをしなければ、エアバッグも凶器になる。
⑥ シートベルトを正しくしなければ、シートベルトが凶器になる。
⑦ シートベルトをしていても、乗車姿勢が悪ければ意味がない。


もう一つは、夜間の見え方と反射材についてです。


授業では体験できない暗いところでの見え方や見られ方を映像や装置を使って説明して頂きました。

【重要!】
① 夜間は明るい服装の方が発見されやすい。
② 反射材は地面に近い所にあった方が早く発見されやすい。
③ 横断後半に事故が発生しやすい。
④ ルール通りに通行する。(歩行者は右側、自転車は左側)

こういった貴重な勉強の時間があるのですから、
「羽黒高生は歩いても自転車でも車でも事故知らずでグッドマナー☆」
目指していきましょう!


放課後には、教習所を生徒の皆さんに開放し、自由に楽しんでもらいました。


教習車を試乗してもらいました。


学年、男女関係なく楽しんでもらいました。


希望すればマニュアルだって体験できます!

シミュレーターも体験してもらいました。


事故はシミュレーターの中だけにして下さいねw